先月の水道料金が普段の二倍以上に跳ね上がっているのを見て、最初は請求ミスではないかと疑いました。家中を確認しても水漏れは見当たらず、不安になって水道メーターを確認したところ、水を使っていないはずなのに小さな駒がゆっくりと回っていました。これが私にとって初めての経験となった地中の水道管水漏れトラブルの始まりでした。慌てて近所の水道業者に連絡し調査を依頼したところ、庭の地中に埋まっている配管の一部が経年劣化で割れていることが判明しました。業者の担当者は、地中の音を聞き分ける専門的な道具を使い、庭の植え込みの下あたりが怪しいと特定してくれました。修理費用の見積もりを確認すると、調査費が一万五千円、掘削と配管の交換作業に六万円、そして土の埋め戻しに一万円という内容で、合計八万五千円に消費税がかかる計算でした。急な出費に驚きましたが、そのままにしていれば水道代が増え続けるだけでなく、地面が陥没する恐れもあると言われ、即座に修理をお願いすることにしました。実際の工事では、スコップで一メートル近く掘り進めると、泥水の中から勢いよく水が吹き出している箇所が見つかり、そこを新しいポリエチレン管に交換して継ぎ直す作業が行われました。作業時間は約三時間ほどで完了し、最後はきれいに土を戻して整地してくれたため、見た目には工事をした跡もほとんど分からないほどでした。後日、業者から発行された修理証明書を水道局に提出したところ、漏水していた期間の水道代の半分ほどが戻ってくることになり、最終的な実質負担額は少しだけ軽くなりました。今回の件で学んだのは、水道メーターは住まいの健康状態を示す重要なバロメーターであるということです。もし気づくのが数ヶ月遅れていたら、被害額はさらに膨らんでいたはずです。目に見えない場所だからこそ、日頃から水道料金の変動に気を配り、少しでもおかしいと感じたら専門家を頼ることの大切さを痛感した出来事でした。