戸建て住宅にお住まいの方で、ご自宅の水道メーターの場所をご存知ですか?普段意識することは少ないかもしれませんが、水道メーターは毎月の水道使用量を計るだけでなく、水漏れの早期発見や、緊急時に家全体の水を止める元栓の近くにある重要な設備です。いざという時に慌てないためにも、ご自宅の水道メーターがどこにあるのかを知っておくことは非常に大切です。一軒家の水道メーターは、どこにあるのでしょうか?一軒家の水道メーターは、通常、敷地の地面に埋められた「メーターボックス」の中に設置されています。このメーターボックスは、水道局の検針員が検針しやすいように、そして緊急時にすぐに作業ができるように、敷地の入口付近や道路の近くに設けられていることがほとんどです。具体的には、玄関の近くの地面、駐車場の隅、敷地の境界線沿いなどを探してみましょう。メーターボックスの蓋は、青やグレー、黒などのプラスチック製や金属製が一般的で、「水道」「量水器」「メーター」といった文字や、お住まいの地域の水道局のマークなどが刻印されていることが多いです。地面に埋まっているため、周囲の土や砂利、落ち葉などで隠れている場合がありますが、蓋の縁が見えていることもありますので、地面をよく見て探してみてください。もし見当たらない場合は、敷地の外周をぐるっと回って探してみるのも良い方法です。地域によっては、敷地内ではなく、道路に面した歩道の一部などに設置されている場合もあります。どうしても見つからない場合は、建物の基礎沿いや庭の隅なども丹念に探してみてください。蓋はマイナスドライバーなどを使って開けることができますが、無理にこじ開けたり、蓋や周辺を傷つけたりしないように注意が必要です。水道メーターの場所を知っておけば、水道料金の確認はもちろんのこと、家中の蛇口を閉めてメーターが回っていないか確認することで水漏れの早期発見に繋がります。また、メーターボックスの近くにある元栓を閉めることで、緊急時に家全体の水の供給を止めることができます。
一軒家の水道メーターの見つけ方